村すずめのときどき絵日記

現在位置リゼンブールを宣言。

2008-07

勉強したまえ

兄さんも弟さんも親の子供時代からは想像もできないくらいまじめに宿題や課題にとりくむ人々である。それだけに、今以上に勉強しなさいとは言いにくいので、二人して室内野球に興じていてもいまひとつたしなめにくいのであった。
現地校が冬休みに入ったので理科と社会の過去問をやらせてみた。得点率半分。現段階の状況がいいのかわるいのか、もっと勉強させて詰め込んだら点数がよくなるのか悪くなるのか、とんとわからない。

わからないのでお勉強サイトに逃避。
高校受験研究会
勉強法の項には「休日は朝から晩まで勉強しましょう」と書いてある。指導する側にすればそれが本音だろう。勉強は質も大事だが量も大事なのだ、演習時間の確保は最重要事項だ、しかし理想が現実化するのはむずかしい。

古文がどうしても苦手だというのでZ会の国語の参考書(ゼットスタディサポート)古文の項を一緒に読む。
例題を見てぶっとんだ。大鏡からの引用で、東宮妃が浮気してできちゃって実家に帰ってきたところに兄さんの藤原道長さんが事実関係を確かめに来た、ですと?うわあ。
国語の参考書までは中学生は読まないと踏んで好き勝手やってんのか。
敬語の細かい説明にもびっくりした。実は私が古文の中で帝とそのお身内に使われるという「最高敬語」の存在を知ったのは学業を全て終えたのち「桃尻語訳枕草子」の詳細な解説を読んでからである。高校の古文の授業というのは対訳なしには手も足も出ないシロモノで、品詞分解と活用と古語の把握にあけくれた。教科書を作る人たちも学生をあわれに思っていたのか、人間関係の複雑な宮廷内の色恋沙汰に関わるエピソードはあまり採用していなかったように思う。
兄さんは「給へるに」を「たもえるに」と読む。候ふと給ふを取り違えることはなくなったが、音便がわかってない。枕詞は「まくらし」、掛詞は「かけし」である。勘弁プリーズ。数学理科はいくらでも頭に入るらしく、現地校の英文理科もすこすこ覚えていくっていうのに…

補習校の国語は古文が相当手薄だ。日本の中学に帰らない子、高校受験をしない子が多いときっちりした古文の学習は嫌がられるし、第一日本語が苦手な子には古文の学習よりまず現代語というところだろう。
古文のついでに武士の一夫一婦制がゆきわたる以前の乱れ放題のモラル下にある平安の恋愛世界までコミで兄さんに教えなきゃいかんのか。笑うっきゃないですね。

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